【読者満足度アップ】検索キーワードの選定方法｜記事を書く前のリサーチが重要

読者の役に立つ記事を書くためには、キーワード選定がとても重要。キーワード選定を怠ると全くアクセスのない記事が完成します。

この記事では、読者の検索意図の考え方、ツールを使ったキーワードの選定方法について詳しく解説していきます。

キーワード選定の方法だけを知りたい人は「キーワード選定の手順」をクリックすると手順から読み始められます。

狙うキーワードを決めたら、記事の検索順位チェックは必須です。私は検索順位をチェックするためにNobilista(ノビリスタ)を使っています。

Nobilistaについては下記の記事で詳しく解説しています。

キーワード選定の必要性｜アクセスが集まる記事にしよう

キーワード選定はブログ記事を書くために必要なリサーチの1つです。

記事の完成形をイメージできないまま記事を書くと、誰の役にも立たない記事になってしまいます。

読者が求める内容はなにか｜検索ボリュームが多いキーワードを狙う

どんなに良い記事を書いても、検索する人がいなければアクセスは集まりません。

ですので、検索ボリュームが多いキーワードを狙って記事を書く必要があります。

この記事で解説するキーワード選定の方法は「ラッコキーワード」
「キーワードプランナー」の2つのツールを使います。

使い方については記事後半の
「▼キーワード選定の方法」で詳しく解説していきます。

読者が求める内容を書くためにキーワード選定をすると覚えておきましょう！

どんな目的で記事を書くのか｜伝えたいテーマを明確にする

なんとなく記事を書き始めてしまうと、記事内容に一貫性がなくなり目的がブレてしまいます。

当記事を例に説明すると

このように、狙ったキーワードに対してどんな内容や目的なのかを決めておけばブレなくなります。

どんな順番で記事を書くのか｜読者が知りたい情報から書く

ブログ記事は「読者が何を知りたくて検索しているのか」を読み取り、結論・回答を早く出すように意識しましょう。

読者が知りたい情報から順番に記事を構成していくのが重要です。

そのためには読者の検索意図を考えなければなりません。

検索意図を考えるときには2つの重要なポイントがあります。

もう1つ例を挙げます。

例を見てわかるように、読者がなにかを検索するときにはさまざまな悩みを持っています。

上記の例ではどちらも「おすすめのシャンプー」で検索しているので、「読者が本当に求めているシャンプー」が早くわかるような記事構成にしましょう。

極端な例で言うと、「シャンプーとは？」のような内容は必要とされていません。

知りたい内容を理解して、読者の求めている回答が早く見つかる記事が良い記事だと考えてください。

＼中には例外もあります／

すぐにキーワード選定の方法が読みたい人のために、ページ内リンクを設置しています。

▼すぐにキーワード選定の方法を読む

4種類の検索クエリ｜検索意図の違いを理解する

検索意図は記事の内容やテーマによって、4種類の検索クエリに分けられます。

どんな目的で検索しているのかによって、読者の行動が変わります。

Knowクエリの検索意図と潜在ニーズ

Knowクエリの検索意図は、商品・人名・サービスなどについて知りたいと思って検索しています。

あくまでも「知る」ということが求めているニーズなので、商品を買ったり、サービスに申し込む意識は低い検索クエリです。

Goクエリの検索意図と潜在ニーズ

Goクエリの検索意図は、地域・お店など、どこかに行きたいと思って検索しています。

Knowクエリと一緒に検索されやすい検索意図なので、どんなところか知りたいという思いも含まれます。

目的地に行く方法を知りたいので、キーワードによってはサービスを紹介できる可能性があります。

Doクエリの検索意図と潜在ニーズ

Doクエリの検索意図は、趣味・副業など、新しくなにかをやりたいと思って検索しています。

例えば、ブログの始め方や設定方法などがこちらのクエリに入ります。

KnowクエリやGoクエリに比べると収益までの距離が近いクエリです。

Buyクエリの検索意図と潜在ニーズ

Buyクエリの検索意図は、なにかを買いたいと思って検索しています。

購入の意思が高い場合に検索するクエリなので、最も収益性の高いクエリです。

ただし、競合の数も多く上位表示するには難易度が高いクエリと言えます。

キーワード選定の方法｜画像付きで解説

では、実際の画面を見ながら、キーワード選定の方法を解説していきます。

慣れないうちはすごく時間がかかりますが、ある程度アクセスの取れる記事が作れるようになります。ですので、結果的に効率が上がります。

1. サジェストキーワードを取得｜ラッコキーワードを使用

ラッコキーワードを使ってサジェストキーワードを調べます。

サジェストキーワードは1つずつ調べなくても、ラッコキーワードを使えば一括で取得できます。

サジェストキーワードの取得方法

これでサジェストキーワードが取得できました。

次は検索ボリュームをチェックしていきましょう。

2. 検索ボリュームをチェック｜キーワードプランナー

Googleキーワードプランナーを使って、おおまかな月間検索回数や、キーワードの難易度を調べます。

これまでキーワードプランナーを使ったことのない人は登録をしないと使えません。

キーワードプランナーの登録方法はこちらの記事が参考になります。(外部のサイトへ移動します)

検索ボリュームを調べる手順

これでサジェストキーワードの月間検索回数と競合性をスプレッドシートに書き出せました。

3. キーワードを分類｜エクセルorスプレッドシート

エクセルやスプレッドシートに書き出したキーワードを、検索意図を考えながら1つずつ分類していきます。

ここからの作業は本当に地道な作業になりますが、とても大切なので時間がかかっても手を抜かずにやっていきましょう。

キーワードの分類方法

4. 仮の記事タイトルを決める｜
狙ったキーワードをまとめるため

キーワードの分類が終わると、タイトルを
仮決めしておきましょう。

タイトルを仮決めすると、狙うキーワードの確認や、検索意図が重複した記事がないかがわかります。

先ほど「0」をつけて分類したキーワードを使って記事タイトルを仮決めしてみましょう。

今回は解説用に簡単にしか分類していないので少ないですが、本来ならばもう少しキーワードが多くなります。

仮の記事タイトル

仮決めなので後から変更しても構いません。

上記の中から、月間検索数の多いキーワードを優先的に使っていきます。

こちらをメインキーワードに使います。

仮なので簡単にタイトルを考えてみました。

【安いモデル〜最新機種まで】一人暮らし向けおすすめ冷蔵庫13選

先ほど分類したキーワードを使って仮の記事タイトルが完成しました。

仮の見出し

分類したキーワードの中で、タイトルに使っていないキーワードが残っています。

こちらを使って見出しを考えていきましょう。

詳しく調べていないのでざっくりとした見出しですが、

170リットル以下の小さめモデル5選

170l〜200lまでのおすすめモデル8選

2つの見出しが完成しました。実際には、どんな内容に需要があるのかを考えて作ってください。

キーワードが余ったときはどうしたらいい？

基本的な考え方として、月間検索数の多い順番にキーワードを入れていきますが、全てのキーワードを入れる必要はありません。

上記の順番に入れていけば問題ありません。

また、メタディスクリプションや画像のAlt テキスト (代替テキスト)にもキーワードを入れると効果的です。

メタディスクリプションに直接的なSEO効果はありませんが、適切に記載してあれば検索結果でクリックしてもらいやすくなります。読者が読んでどんな記事内容かがわかるように書いておきましょう！

メタディスクリプションについてはこちらの記事で分かりやすく解説されているので参考にしてください。(外部のサイトへ移動します)

5. 競合サイトの調査｜
1〜10位の記事の見出しを確認

検索上位の記事がどんな見出しで記事を書いているのかを調査します。検索上位＝Googleに評価されている内容と思ってください。

狙ったキーワードの上位1位〜10位の記事の見出しをチェックして、自分が考えた見出しに不備がないかを確認していきます。

最後にもう一度見出しの内容や、記事の中で伝える順番を整理しましょう。

ブログは大変な作業をして、絶対に妥協せず、高品質な記事を書くからこそ価値が生まれます。

検索順位チェックツールにキーワードを登録する

次に書く記事で狙うキーワードが決まったら、検索順位チェックツールにキーワードを登録しておきましょう。

サーチコンソールや検索順位チェックツールなどを使って、日々の検索順位をチェックしながら記事の分析をしましょう。

一発で完璧な記事は書けません。本当に読者が求める記事にするには、リライトをして記事の質を高めていく必要があります。

検索順位チェックツールは有料ですが、導入しておく方が圧倒的に有利です。

WindowsならGRC、MacならRank Trackerを利用している人が多いですが、どちらもインストール型のツールなのでパソコンを開かないと使えません。

Nobilistaはクラウド型なのでスマホでも簡単に検索順位が確認できるところが最大のメリットです。

検索順位チェックツールNobilistaについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

リサーチこそがブロガーの仕事｜読者の知りたいことを汲み取る

この記事では検索キーワードについて詳しく解説してきました。

記事を書くまでにたくさんのリサーチをしなければなりません。

リサーチにやりすぎはないので、今回解説した内容の他にも、

できることは全部やるくらいの気持ちでリサーチしてください。

長くブログの経験がある人は、想像だけで
いきなり記事を書いても形になると思いますが、初心者〜中級者には難しいです。